【牛のホルモンについて】
牛はと畜場でと畜されたのち、と畜場併設の加工処理場で解体・処理されます。
いぶさなでは、と畜後に骨から肉を外し各部位のブロックごとに真空パックされた状態のお肉を引取っています。
牛のと畜依頼をするときに内臓(ホルモン)も引取り申請を一緒に出しておくと、その牛のホルモンとして引取りができます。
【牛の個体識別番号】
牛は、平成15年から法律により一頭一頭個体識別番号で一元的に管理されるようになりました。お肉になった後もこの個体識別番号が引き継がれます。
ですので、誰の農場で育った牛なのかを消費者の皆さんは見ることができます。
ですが牛の内臓に関しては何故か個体識別番号は反映されません。
と畜加工場での取り扱いもそこにのっとっているので、牛のと畜依頼の時点でこの牛の内臓の引取りを指定していない限りどの牛のホルモンか明確ではありません。
【ホルモンってどんな部位があるの?】
ホルモンに分類されている部位をご紹介いたします。
(いぶさなで引取可能な部位の場合です)
・タン ・ホホ ・ハラミ、サガリ ・大動脈(血管)
・ハツ(心臓) ・ミノ ・ハチノス ・イセンマイ ・ギアラ
・小腸(丸腸) ・シマチョウ ・レバー ・テール ・ケンネ
・チチカブ(雌のみ)
※個別メールや電話依頼で引取り時のタイミングで部位ごとの販売も行っております。
【いぶさなのホルモン】
いぶさなでは持ち帰ったホルモンはその日のうちにカットして真空し、鮮度が落ちないうちに冷凍します。
お肉と一緒に持ち帰るので、個体識別番号は無いものの、その出荷した牛のホルモンとしていぶさな取り扱かっております。
【内臓を見ると育ちがわかる】
内臓を扱っていると、あの牛はこうだったからこうなのか~と分かることがあります。
例えば、元気が良く食欲もあり、健康な牛は小腸が太く色もいいです。それぞれの内臓も厚みやハリがあります。
与えている餌や健康状態によっても内臓の臭いも異なりますが、健康で良い育ちをした牛は肉も美味しいですが、内臓の状態も味も良いです。
【どの牛のホルモンか】
牛のホルモンには個体識別番号はありませんので、購入時にどの農場で育った牛なのか判別できません。
モネンシンフリーや放牧、こだわりの肥育で育った牛などの内臓が食べたい!と思ったら、農場直営・もしくは農場直営取り扱い店でホルモンは購入されたら良いかと思います。
ですがその前にいぶさなのホルモン、ぜひお試しくださいね!
https://ibusana.jp/collections/frontpage/products/marucho
https://ibusana.jp/collections/frontpage/products/hormone-mix